こんにちわ食品表示パターン·アドバイザー®です!本日は令和初のエイプリルフール、2020年4月1日です!コロナ疲れで暗い世間の雰囲気を吹っ飛ばす!程の明るい💡💡話題がほしいですねえーー🌸🌸
早速ですがとあるニュースを見ていましたら、とある洋菓子やさん🍰の閉店理由の一つとして食品表示を挙げておられました。。なんという複雑な気持ちです。
1973年に創業のケーキ屋🍰さんが閉店するというニュース。
近年は、カロリーや原材料など、消費者が味以外に求めるニーズの変化も感じていた。4月から栄養成分の明示を義務付ける食品表示ルールが導入されるのを機に、「自分たちでは対応できない」と店を畳むことにした。
上記の店主が悩んでいた『栄養成分表示』とは?この事↓
エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量の5項目
『この情報(栄養成分表示)を管理しろなんてむずかしいのじゃ。。😢』という事も閉店理由の一つとして、、というニュースでした。
本日は 5年の準備猶予期間終了。一般加工品の『栄養成分表示』義務化スタート。ポイント押さえ編☝
栄養成分表示の義務化までは5年の猶予があった
2015年に施行された【食品表示法】は5年間の猶予期間をへて2020年4月(製造品)から完全移行します。
その食品表示法のなかでも一般加工品に表示義務付けをした『栄養成分表示』の準備は食品業界、特に中小企業は騒然としておりました。私調べですが、大手食品メーカーさんはすでに栄養成分表示情報は30年は入っていることが然りとされています。
『栄養成分表示』義務化スタートとはいえ例外もあります
①栄養成分表示を要しない場合
●食品を製造し、又は加工した場所で販売する場合
例えば)、、お弁当屋さん、パン屋さんやケーキ屋さん 製造場所兼販売場所が同じで、販売場所が一か所の場合。
●不特定又は多数の者に対して譲渡(販売を除く。)する場合
例えば試食、試食サンプル、モニター用など 『お金をもらわない物』
『商品・製品』としての責任のないものとでも言いましょうか。
②栄養成分表示を省略可能な場合もある
●短い期間で原材料(その配合割合も含む)が変更されるもの
日替わり弁当等、日替わりパン、レシピが3日以内に変更される場合(サイクルメニューは除く
イメージ↓)
●容器包装の表示可能面積がおおむね30cm2以下であるもの
目明日として5㎝×6㎝=30cm2
5㎝×6㎝のサイズ感程度でで1製品単位以下と言えば、、
チロルチョコや5円チョコや駄菓子のガム、、。
そのほか 栄養成分表示の省略可能なケース の一例
★栄養の供給源としての寄与の程度が小さいもの、
★酒類🍺→すなわち現行の商品にカロリー表示が当たり前なのはサービス。
★消費税法(昭和63年法律第108号)第9条第1項において消費税を納める義務が免除される事業者が販売するもの(当分の間は、中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条第5項に規定する小規模企業者が販売するものも含む。)→小さいお父さんお母さん経営の和菓子屋さんに『栄養成分表示義務化になりました!義務です!』って、、言われても、、現実的にどうでしょうね?💦ですよね、、。
★Point栄養成分表示対象外・義務対象の分別に迷ったときは?
『管轄の保健所(など)への確認』の上、方向性を確定してください!ただ最終的には『製造者』が判断するケースが多いですので知見は多い方がいいです。
食品表示の相談・被疑情報の受付窓口📞
最寄りの各都道府県(保健所含む)の問合せ先📞↓こちら
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/information/contact/prefectures/
まとめ
一般の消費者の方の大半が利用するスーパーマーケットに並んでいる食品は『栄養成分表示』は当たり前、当然のご認識です。
むしろ当記事によりまして
え?逆に今まで義務じゃなかったの?
いつも㌍気にして食品見てるし👀!
と驚いている方の方が多いかもしれません。実質の運用は2020年4月1日製造分から、という事で冷凍書品など賞味期限の長いものはさらに1年程は旧ルール(栄養成分表示なし 他)での食品表示の製品も流通する可能性はあります。まだまだコロナ騒動の渦の中の日本ですが、、、生活にちょっとでも役立つ情報をお届けしてまいりますので本年度もご愛読宜しくお願い申し上げます。以上、食品表示パターン·アドバイザー®でした。
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