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『乳児ボツリヌス症注意表示の義務化』が追加~はちみつ類の表示に関する公正競争規約及び施行規則が改正していた2019年


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こんにちわ食品表示パターン·アドバイザー®です(^^)/今年2019年もあとわずかという事になりまして、今年のニュースなどを思い返している方も多いのではないでしょうか?✅新元号『令和』がスタート✅消費税が8%から10%に増税したり、、、。

今年冒頭に書いた記事『ハチミツによる乳児ボツリヌス症』について蜂蜜業界での進展もあった経過を今年の最後に追跡深耕してみました。

 

はちみつ類の表示に関する公正競争規約及び施行規則が改正

はちみつ類の表示に関する公正競争規約及び施行規則が改正

令和元年(2019年)5月31日に告示・施行された。

主な改正内容の一つに

『乳児ボツリヌス症注意表示の義務化及び視認性向上への対応』

が加わりました。

乳児ボツリヌス症注意表示の義務化及び視認性向上への対応 とは↓こういう事

公正競争規約規約とは?

食品表示法で管轄ではなく ハチミツの公正競争規約規約の表示に関する部分での協会内の【自主的規約です】

http://www.jfftc.org/rule_kiyaku/

表示に関する公正競争規約は、各業界がそれぞれの業種に応じた、より具体的で適切な 表示の方法を業界のルールとして自主的に設定したものです。不適切な表示を排除するだけでなく、消費者の商品選択に役立つ適切な表示のルールを積極的に定めることにより、景品表示法に違反する行為の未然防止や消費者の適切な商品選択に役立っています。

乳児ボツリヌス症とは?

ボツリヌス菌そのものは、土の中に芽胞の形で広く存在し、大人でも激しい食中毒症状
を引き起こす原因菌。
1歳未満の赤ちゃんは、ミルクなど栄養価の高い食事を摂ることと、腸の粘液の自浄作用が未熟で腸内環境も整っていないことから、ボツリヌス菌の芽胞が腸内で発育・増殖→毒素を発生し→すなわち【乳児ボツリヌス症】を引き起こす可能性があります!

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まとめ

2017年にボツリヌス症による乳児死亡の症例が発生

→蜂蜜業界内では努力項目であった乳児への注意喚起表示

→2019年ハチミツの業界が管理する『公正競争規約』で乳児ボツリヌス症注意表示の義務化となりました。

食品表示法はもちろんですが製品の特性などと合わせた、表示に関するとりしまりやルール決めをしている公正競争規約が迅速に改正された例です。

特に食品の安全性に関わる特性のある食品に関しては早い対応が食品表示にも求められますし、世論や食品関連ニュースは表示ルール変更のキッカケになる事も多くありますので2020年も食品関連ニュースには注目です☆彡以上食品表示パターン·アドバイザー®でした。

 

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