こんにちわ、食品表示パターン·アドバイザー®です!
皆様、毎日の食生活の為に購入する食品選びのポイントはさまざまな要素があると思います🍴皆様の食品選びのポイントはいかがですか??
☑味 ☑価格 ☑賞味期限(消費期限)が長い ☑求める栄養価 etc.
また、昨今増加傾向の食物アレルギーをお持ちの方々にとっては、ご自身やご家族その食品を食する予定の方に対応するための食品選びに対して
☑アレルギーに対する食品表示情報の判断 も食品選びの大切な要素ですね!その中でも今回は【乳】について食品表示を深読みしていきたいと思います☝
俗に『アレルギー食品』『食物アレルゲン』『アレルゲン』 などと呼ばれる
特定原材料=食品表示に表示義務のある7品目のこと)
乳成分・卵・小麦・エビ・カニ・落花生・そば
<目次>
【乳】について名前が紛らわしい食品ピックアップ
乳が付くけど乳成分を含まない食品 例)
●豆乳
大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた汁を漉した飲料
●乳酸菌
乳酸をはじめとする酸をつくりだす細菌の総称→乳酸菌
※乳酸菌自体はただの菌ですので牛乳アレルギーの原因にはなりません!
乳が付くけど乳由来の成分を含まない食品添加物 例)
●乳化剤
水と油を文字通り乳化させるために使用する添加物ですが大豆、卵黄などから作られているので牛乳のアレルギーの原因にはなりません
●乳酸カルシウム・乳酸ナトリウム
科学物質からできていますので同様、乳由来ではありません。
ミルクが付くけど乳由来の成分を含まない食品 例)
●アーモンドミルク
水に浸したアーモンドをミキサーなどで砕き、水を加えてガーゼなどでかすを漉した飲料
●ココナッツミルク
成熟したココナッツの種子の内側に、層状に形成される固形胚乳から得られる、甘い乳状の食材
●ライスミルク
乳成分が連想される食品 例)
カカオバター
カカオ豆の油脂の事です。『バター』が付くと牛乳アレルギーの方は嫌煙されてしまうかもしれませんがチョコレートのなめらかな口溶けに欠かせない素材で、乳由来ではありません。
文字だけの判断(食品表示に『乳』や『ミルク』などが含まれる事)のみでは乳に対してのアレルギーをお持ちの方の懸念は払拭できません!
食品表示から【乳】読み取る👓!
その① 原材料名情報から読み取る!
2020年4月から製造の製品から完全切り替えの食品表示ルールの特定原材料(アレルギー食品)の書き方については
原則『アレルギー個別表示』になります。
食品名のすぐあとに+(乳成分を含む)
乳成分を含む原材料が複数その食品に含まれる場合、2回目以降省略も可能というルールや、アレルギー情報を最後にまとめて書く 例外・一括表示パターンもありますので 端的にまとめますと
※原則『乳成分を含む (添加物の場合乳由来)』という言葉が
原材料情報に必ず1回は登場する
という点をポイントに食品表示パターンをチェック頂く事をお勧めします!
が、原則があると例外もあります。
原材料名そのもの名称にアレルギー情報が推測やダイレクトに含まれるものなどは
代替表記・拡大表記と呼ばれ、必ず1回は登場する(乳成分を含む!のアピールの原則が省略も可能になりますので、仮に代替え表記・拡大表記となる原材料名のみ加工品の原材料となる場合は【乳成分をふくむ】が登場しない場合も想定されます。
#食品表示 #アレルギー pic.twitter.com/xCDg3WHt9t
— 食品表示パターン・アドバイザー® (@shokuhinhyouji) January 1, 2020
その② パケージのデザインから読み取る!「親切表示」
原材料名欄で示すだけでなくパッケージの面積に余裕のある製品、大手メーカー様の多くは視覚的にもアレルギー情報を原材料名情報とは別に追加・デザインとして独自にアレルギー表示に対して「親切表示」を加えています!
#食品表示表示 #アレルギー #アレルギー28品 #28品目 pic.twitter.com/OlZKm0ddin
— 食品表示パターン・アドバイザー® (@shokuhinhyouji) December 16, 2019
まとめ
結局のところ
文字だけの判断(食品表示に『乳』や『ミルク』などが含まれる事)のみでは
乳に対してのアレルギーをお持ちの方の懸念は払拭できません!
☑食品表示の読み解き方のポイントを抑える事
(乳成分や乳由来)登場ありパターン・登場なしパターン
☑原材料そのものに対する知識 を高める事
が食品選びにとって大切と言えます☝
以上
元パティシエ製菓衛生師&中級食品表示診断士
食品表示パターン·アドバイザー®でした。
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